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--------(--)
 

こんな夢を見た

それは、第二次大戦末期の事だった。
僕は一兵士として満州の警備に当っていた。
それはむろん僕の意志では無いに違いなかった。
前線でもなし、むしろそれは僕にとってはやっと戦火から逃れられる安堵の気持ちの方が多かった
が、ある日突然、ソビエトが条約を破り捨て満州に重火器を備えた大軍を送り込んできた。
兵士達のほとんどは国境警備どころではなく大敗の続く絶望的な前線に出ていたから、居ないに等しかった。
ソビエト軍が攻めてきたことを知ると兵士達は、みんな散り散りに逃げてしまっていた
残されたのは一般の住人達だった
ソ連兵達は略奪の限りを尽くした
それは戦地当用の名の下に嘗て日本軍が行った蛮行を遙かに超えていた
守られるべき兵隊の居ないのを知った満州に住む日本人達は一斉に逃げ出した
僕も他の兵士達と我先に逃げ出したかった。が、僕には気になっていたことがあった
それは丁度僕が警備して居た地域に住む、ある人妻の存在だった
彼女の夫はすでに兵隊に取られていた
だから彼女も一人くらしだった
僕は、彼女をよく知っていた。それは彼女が近所に住んでいた事もあったが、時々僕に男の一人暮らしでは酷かろうと言う思いから時々、夕食を僕に作ってくれたりしていた
それが夫を兵隊に送り出した彼女の唯一の慰めでもあったかも知れなかった
そうしてくれているうちに、僕は彼女にある想いを寄せるようになっていた
その想いは日に日に積もっていったが、彼女には夫が居ることを思うと、僕の心内を彼女に言うのには躊躇わずには居られなかった。
が、1日のうちに何度か知らぬ間に彼女の事を考えていた・・・
僕は、ソ連軍が国境を越境し攻めてくることを知ると、自分が逃げることも忘れて一目さんに彼女の元に走った
僕は一部始終を話し、一刻も早く逃げようっと言った
彼女は僕の話を聞くと急に青ざめガタガタと震えだし腰が抜けたように全く動けなくなってしまった
僕は何とか彼女を落ち着かせて、身軽な必要な物だけを持って逃げるように促した
彼女は震えながらも夫の写真とお金と釜にあった僅かばかりの食料だけ持つと家を飛び出した

僕たちは走った・・駅まで行くともう既に最後の列車は行ってしまったと言う
もはや歩いて港まで出るほかになかった
僕たちは2人は今まで理不尽に迫害された中国人達の復讐を恐れ人目を避けて山道ばかりを選んで歩いた
10キロ・・・20キロ・・・
僕は日頃から訓練されていて、そうでもなかったが、彼女はもう疲れ切っていた
ちょっと休もうっと僕は言った
僕は、その辺りに点在する民家を物色し始めた
すると、丁度誰もいない民家を発見した
どうやら、家の状況からするとしばらくは帰ってきてなさそうな雰囲気だった
僕たちはここで少し休む事にした
僕は、彼女を安心させるため、大丈夫、絶対に助かるよ、必ず日本に帰れるっと励ましたりした
すると、ちょっと彼女は唇から歯をこぼれさせて笑った
それは愛想笑いだったかも知れなかったが、僕は彼女の笑顔を見ただけで十分だった
彼女を座らせると僕は見張りに立った
すると、どうだろう
もう、肉眼でも確認出来るほどの近さにまでソ連兵が迫ってきてるのを発見した
その初めに確認したソ連兵から周りをよく見渡すと、既にソ連兵に囲まれているらしかった
もはや、2人で脱出するのは不可能に違いなかった
彼らは虱潰しに民家を一軒ずつ探すだろう・・・
もはや、運命は尽きた
僕は決心した。彼女のためなら・・・

僕は彼女に最後に今までの想いを告げようと思った
「もし、日本に無事に着いたら僕と一緒になってくれますか?」
彼女は困った調子で何も答えなかった・・・
きっとそれが答えなんだろうと僕は思った
「僕が囮になります、あなたは反対側の向こうの出口から逃げてください」
そういった。
一度背を向け外の様子を伺っていたけれど、僕は今生の別れの寂しさから、思わず彼女ににじり寄りをギュッっと抱きしめてしまった
のみならず、そのまま僕は彼女にキスをしてしまっていた
彼女はそのまま拒否もせず僕を受け入れてくれた
今から彼女の為に囮になるお情けからの、ご褒美かも知れなかった
が、僕はそれでも満足だった
「じゃ、僕は行きます。いいですか、ソ連兵が周りに居なくなったら精一杯走るんですよ」
彼女は「はい」とだけ答えた
そして、一間おいて「ご無事で」と悲しそうな目つきで僕を見つめたのだった

僕はタイミングを計って家から飛び出た
走った、そして走ってはライフルを一発撃った
それは彼女に注意が向かないように気を引くためであった
どのくらい走っただろう・・・たぶん5キロは走っただろうか
何度も振り返ってはライフルを撃っていたから次第に僕はソ連兵に囲まれて行った
そして、ついに僕の腹部にソ連兵の撃った弾が命中した
僕は腹に熱湯のような熱いものを感じながら倒れた
息が切れて胸も苦しかった
口の中は血の味がした
あーもう俺は死ぬんだな・・そう思った
次第に目の前は暗くなっていく
そんな時でも僕は彼女の事を考えていた
彼女の小さな唇、綺麗なうなじ、そして僕の前を通り過ぎて行くときに微かに匂う香・・・・
こうして僕は死んでしまったのである

っと言う夢を見ました



おっさん夢でまでフラれたのかよ
(ノ∀`)アチャーもうダメかも分からんね(´∀`*)ウフフ
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2006-12-21(Thu)
 

コメントの投稿

非公開コメント

 

なんてドラマティックな悲しい夢なんでしょうか。
お疲れさまでした。

山崎豊子さんの大地の子 おっさん版 みたいですが
じつはロマンティックLOVEコメディーなんですねバキッ!!☆/(x_x)
私がその人妻だったら ふったりしないのにー
ねぇチコちゃん♡
今日のチコちゃんはセクシーグラビアショットね^-^

2006-12-22 19:40 | パン粉 | URL   [ 編集 ]

パン粉さんへ 

パン粉さん( ゚∀゚)ノィョ―ゥ

そうなんですっ!
結構大河ドラマティックでしょ?
最後おっさんが死んじゃうんだ・・・

おっさんΩ\ζ°)チーン
まぁおっさんも好きな人の為に死んだんだから本望でしょう

ってマジっすかー!
おっさん私がその人妻だったら ふったりしないのにー
部分の下にモニタに直でマジックで線引いて何度も見返してますよ!
しかも何度もメガネつり上げて!!!
おっさんが興奮して爆発しちゃいそうですぅ><
2006-12-22 20:39 | チコ | URL   [ 編集 ]

 

いやー、スゴイ夢ですね。チョー大作!
思いっきり、マジで読んでしまいました。!(^^)!
そんでもって、胸がキュ~ンとしちゃいましたよ。(´∀`*)
ホントにおっさんって、ロマンチストですね。(o^-')b
2006-12-24 16:24 | つー | URL   [ 編集 ]

つーさんへ 

つーさん ( ゚∀゚)ノィョ―ゥ
オイラの文章をマジで読んで頂けたなんて・・・
本当にいい方や・・・何かオイラ嬉しい・・・
でも本当に映画みたいですよ(*´・д・)(・д・`*) ネー
まだ、リアルではおっさんはこのような映画のような恋はしてませんがw
つーさんとオットさんの間では映画のような恋愛ドラマがあったんでしょうね♡
オイラちょっとだけ妄想しちゃった(●´ω`●)ゞ
オイラの妄想では映画の恋人たちの予感みたいな恋愛でした
(´∀`*)ウフフ
2006-12-26 00:10 | チコ | URL   [ 編集 ]

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Author:チコ
13歳の幼女だよ
飼い主のおっさんと暮らしてます
よろしく~

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